リンガムマッサージについて語る時に私の語ること
「悠悠たり悠悠たり太だ悠悠たり」-空海-
~ゆうゆうたり、ゆうゆうたり、はなはだゆうゆうたり~
日本が生んだ不世出の天才、空海は密教を日本に広めたことでも有名です。
広大な宇宙性・神秘性への畏怖と帰依を込めて、空海は冒頭の言葉を記しました。
リンガムマッサージは広義の意味におけるタントリックヒーリングの一部であり、タントリック(=タントラ)は後期密教の思想群を指します。
タントラとは何か?一言で述べると、女性原理・女性的力動を無上の規律として崇敬の対象としたものである、と私は考えています。
タントリズムでは、性エネルギーを絶対的に肯定し、自我性の回復・他社(異性)への志向(統一)を必要としました。
この思想的背景の中で、性エネルギーを高め、現世における最上のリラクゼーション、幸福に包み込むことを目的とした、リンガムマッサージやジャップカサイが発達していくことになります。
前回の記事でも執筆しましたが、リンガムマッサージは癒しと多幸感に包むことを至上の目的としており、不純な目的・動機は微塵も入り込む余地がないものです。
リンガムマッサージは、現世において最上の存在である女性(プラクティショナー)が受け手(レシーバー)である男性の最もエネルギーが集まる箇所を丁寧に、丹念に、敬意を込めて、様々な多様性をもった手技でマッサージいたします。
これは即ち【献身性】です。
ここにリンガムマッサージの意義があります。
男性は女性から受ける至高の施術を全て受容し、女性からの手技を通したメッセージを字義通り受け取り、この世で最上の癒しと多幸感に包まれることのみを志向すればよい、ということです。
私はこの意味で、リンガムマッサージの受容は、この世で最も美しい行為である、と感じるのです。
私は決して特定の信仰を持つ者ではなく、タントリズムの信奉者ではありませんが、献身性を備えた女性的力動によって、男性のリンガム(光の杖)への施術をすることで無上の癒しと幸福を提供する、その行為に何よりも価値を感じています。
日本の皆様にこの美しい行為をもっと認知していただきたい、というのが私の一つの願いです。
癒しの円環 -Art of Massage -の当店が誇る施術者がお客様を至高の癒しへと導きます。
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